フロムエーキャリアトップお役立ち情報業界ごとの求人特性学芸員の資格について

学芸員の資格について

学芸員の資格について

学芸員とは、博物館法によって定められた文化施設において、美術品や資料の収集や保管、展示のほか、調査・研究などを行う専門職員のことです。研究室で資料の研究や鑑定をしたり、展示会の準備・運営を行ったりすることが仕事であり、その学芸員になるために必要な国家資格が「学芸員資格」です。取得すれば、歴史博物館や民芸博物館、美術館、植物園、水族館などで活躍することができるでしょう。 学芸員の資格を取得するには、大学で所定の科目を修了する方法のほかに、資格試験に合格する方法があります。資格試験は「試験認定」と「審査認定」の2種類です。 ・試験認定:筆記試験が行われます。筆記試験合格後に学芸員補として1年間経験を積むと、学芸員として認定されます。 ・審査認定:学芸員と同等の知識や業績があることを審査します。著書や論文などによる書類審査と面接に合格すると学芸員として認定されます。 試験認定と審査認定では、受験資格が異なるため注意が必要です。たとえば、試験認定では学士を有している者、4年以上学芸員補を経験している者、審査認定では10年以上学芸員補の経験があり、都道府県の推薦を受けている者などが挙げられます。

学芸員の受験資格と時期

学芸員資格の試験認定は例年12月の初旬に、審査認定は次月の1月初旬に実施されます。いずれも会場(審査認定の場合は面接会場)は東京都の社会教育実践研究センターです。各試験によって受験料が異なりますので、注意しましょう。試験認定は1科目の受験につき1300円、審査認定は3800円です。また、試験認定の出題範囲は、生涯学習概論や博物館概論などの必修科目と、文化史や美術史などの選択科目で構成されています。 各試験の合格率は、試験認定が30~40%、審査認定は80~90%となっています。一般的には大学で単位を取得しながら勉強する方法が主流ですが、すでに卒業している場合や学生員補助の経験がない場合などは、大学が提供している通信教育を利用して学習するのも良いでしょう。資格取得後に就職を目指す際、学芸員の就職先はさほど多くないため、倍率がかなり高くなるため難度が高いとされています。将来を見据えるのであれば、試験のためだけではなく、しっかりと専門知識を身に付けておくことをおすすめします。

「学芸員の資格について」に似た記事を見る

お役立ち情報一覧